2005/4/8 何故急ぐのか?周囲に関わる体制をも考えぬ理不尽さ

ブラックバスの特定外来生物に係る不可解な動き

青少年を含めて社会的関心が高くいこの問題は、経済的影響も大きいとして、あえてオオクチバスだけに特化した議論ができるように、 専門グループが設置され、議論を重ねた結果、「多くの各関係が携わることの正誤性を円滑にするために一定の準備期間(半年間)が必要」 とされたにも関わらず、その専門グループの結論をわずか2日で覆す発言を公式の場で発表したことは、民主主義であることを忘れてしまった のか、あるいは議論すること自体が無意味であるかのと考えさせられた出来事が起こってしまったのです。

また、昨年の外来魚の基本方針に関するパブリックコメントでもオオクチバスの指定に反対し、資源の有効活用にとのコメントが90%を超えました。

そして、本年度行ったパブリックコメントの趣旨は「広く国民に情報公開し、意見を募り、そのような国民の意見・情報を考慮して、意思決定を行なう」のはずでした。

しかし、このパブリックコメントに寄せられた多くの意見(中には募集しても集まりにくいパブリックコメントであるのに11万通を超える意見が集まった)からみてもこの問題が とても重要であることが容易にわかっているはずなのに環境省の判断は「始めから変更するつもりはない」ということなのだ。?

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